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肩こりで悩んでいませんか?
管理人もかなりひどい肩こり持ちで苦労してます・・・
肩こりは腰痛に次いで、多くの方々の悩みの種となっています。
肩こりがあると体が常に重たく感じたり、仕事や勉強に集中できなかったり、
日常で不快な思いをすることが多いですよね。
そんなお悩みの方に少しでもお役に立てるような肩こり解消のポイントをご紹介します。
肩こりの症状
肩こりは一般的に頸部から僧帽筋のある部分に生じる痛み、あるいは重苦しさ、こり感、不快感、動かしにくさなどの症状を訴えるものです。
なかには頭痛や吐き気、めまい、不眠、イライラを伴うこともあります。
僧帽筋は頸部、肩部、背部に広く体の後面をおおう筋肉で、頭や胴体を支えたり、腕を動かしたりするときに関係しています。
つまり、この僧帽筋が疲れや緊張で硬くなることで肩こりが生じます。
ひどくなると僧帽筋だけでなく周辺の筋肉も影響を受け、硬くなったり、疲れたりして肩こりを感じる部分が広くなっていきます。
僧帽筋が疲れるのは主に長時間にわたって同じ姿勢を取っていることによって、筋肉が持続して緊張し、血液の循環が悪くなり、
酸素や栄養が届きにくくなってこり感を感じるといわれています。
また、最近はテレビなどで筋肉を包む筋膜のしわや捻じれが肩こりの実態であるとも言われています。
肩こりの原因
肩こりのある方は自分でも肩こりの原因を自覚していることも多いと思います。
それをしなければ肩こりにはならないと思っている方も多いでしょう、しかし、現代社会では肩こりの原因となることがとても多いのです。
具体的に原因を確認しましょう。
不良姿勢
人の頭の重さは体重の1割ほどといわれています。
成人では5~6㎏程度です、たとえこの程度でも長時間支えたりするだけでも筋肉に疲労が出ます。
前かがみになったり、背中を丸めたりと姿勢が悪いだけでも、負担はかなりかかっています。
慢性的に姿勢の悪い方にはやはり肩こりが多く見られます。
寒冷刺激
寒い季節では、寒さのため肩を縮ませることが多くなり、その結果血液循環が悪くなり、肩こりになりやすいのです。
また、寒いとカラダが硬くなってガタガタ震えます。
これは熱を得るために筋肉を収縮させているのです、これも肩こりの原因となります。
夏場のエアコンなども同様です。
眼精疲労
現代社会ではパソコン、スマホや自動車の運転などで目を酷使します。
目を酷使することによっても肩こりが生じます。
姿勢の悪さも加わるとなおさら肩こりを助長します。
筋肉量が少ない
肩や首の筋肉量が少ないと、自分の頭の重さに耐えられない状態となり、疲れやすく、肩こりになりやすいといえます。
これは女性や高齢者に多く見られます。
その他、精神的ストレスはカラダの筋肉を硬直させ、肩こりの原因となります。
また、冷え性のある人は肩の筋肉に血液が行き渡りにくくなり、肩こりになりやすいといえます。
喫煙も血液の循環を悪くします。
自律神経の乱れも関係し、血管を狭くする交感神経が優位になると肩こりが生じやすくなります。
肩こり解消のポイント
肩こりの現れる僧帽筋は頭を支え、そして腕の動きに関わっています。
つまり、僧帽筋は頭の重みを支えると同時に腕の重みをも支えているのです。
ヒトの腕の骨は鎖骨や肩甲骨にぶら下がっている状態で、鎖骨や肩甲骨に腕の重みが全てかかります。
僧帽筋は鎖骨を上から引っ張って支え、肩甲骨を後ろに引っ張って支えています。
鎖骨と肩甲骨は連動して、肩の運動に伴って動きます。
肩こりがあるとこの動きが悪くなります。
意識して肩甲骨を動かすストレッチをすることによって肩こりが解消されます。
肩甲骨は上下の運動と内側、外側への運動と後ろへの運動があります。
それぞれに動きを付けるようなストレッチが良いでしょう。
併せて、背骨(脊柱)周りの姿勢を維持する筋肉も捻じるようなストレッチすることで、
柔軟性がアップし、疲れも取れやすくなります。
ストレッチは入浴後などの血行の良い状態で行うのが効果的でおススメです。
また、仕事中でもできるストレッチもありますので、疲れを溜めない様に工夫が必要ですね。
たかが肩こり、されど肩こり、怖い病気が隠れていることも
肩こりは多くの方が悩んでいるとても身近な症状です。
たかが肩こり、と思わないでください。
なかには病気の一症状として現われる場合があります。
首や肩に問題のある病気では
- 変形性脊椎症
- 頚椎椎間板ヘルニア
- 頚肩腕症候群
- 五十肩
などです。
変形性脊椎症や頚椎椎間板ヘルニア、頚肩腕症候群は肩こりの他に腕のしびれや、動かすことによる首の強い痛みを伴います。
五十肩は肩を動かすことによる痛みや夜寝ているときの痛みなどを伴います。
首や肩に問題のない病気も肩こりの症状をもたらします。
- 高血圧症
- 心臓の病気
- 肝臓の病気
- うつ病
- 心身症
などです。
高血圧症や心臓の病気では左の肩や腕に違和感や痛みを訴えることがあります。
また、肝臓の病気では右の肩に違和感や痛みを訴えることがあります。
このようにたかが肩こり、されど肩こり、怖い病気が隠されていることもあります。
もし改善しない肩こりやひどくなる肩こりは念のため、病院で相談しましょう。
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