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多くの方が足のむくみで悩んでいると思います。
軽いものなら、次の日には解消されていますが、ひどい場合では朝からむくみが出ていることもあります。
特に女性では足はもちろん、顔もむくみやすいとされています。
足のむくみはどうしたら起こるのでしょうか。
また、むくみを解消する方法はどのようなものがあるのでしょうか。
このような悩みを少しでも改善できる方法を解説します。
むくみの実態
むくみを改善するためには、まずはむくみの実態を知る必要があります。
むくみの水分は細胞の外の組織中にある水分で、カラダの一部分に循環しないで貯まった状態なのです。
むくみは腫れと違い、痛みが無いのが特徴です。
病気が原因となるものも多く、全身のむくみは心臓、腎臓、肝臓などの異常が原因となることが多く、
カラダの一部のむくみは静脈やリンパ管の閉塞、炎症が関わっています。
一般的に足のむくみは足の静脈の血流が滞って引き起こされることが多いのです。
この場合は病気ではなく、例えば長時間カラダを動かさないでいると体内の水分が重力に引かれて下の方に集まっている状態です。
体を動かすことによって体内の水分は上の方にある心臓に戻っていくのです。
例えるなら、地下水や井戸水をポンプを使って上の方に汲み上げるようなイメージですね。
そのポンプの役割がカラダでは筋肉になるのです。
とくにふくらはぎの筋肉は第2の心臓ともいわれています。
つまり、運動不足もむくみの原因の一つです。
筋肉の作用が弱い高齢者、女性などではこのタイプのむくみが発生しやすいといえます。
また、冷えもむくみの原因となります。
冷えていると、血液の循環や新陳代謝が悪くなり、さらに筋肉も硬くなり動きが悪くなり、筋肉のポンプ作用が機能しにくくなります。
さらに、食生活の乱れもむくみの原因となります。
塩分や水分、アルコールの過剰摂取などもむくみの原因となります。
これは一時的なものですが、このような食生活が長期に続くことによって、慢性的にむくみが現れます。
また、生活習慣病の原因にもなりかねないのです。
他に女性は男性に比べてむくみやすい傾向にあるのは女性ホルモンの作用があるからです。
月経前の1週間や妊娠中はホルモンの影響を受け、水分を溜め込みやすくなるのです。
むくみ度合いをチェックしよう
むくんでいるとはどんな状態なのでしょうか、下記のチェック項目で確認してみましょう。
チェック項目が多いほど要注意です。
- 夕方になると靴がきつくなる
- 脚がダルかったり重かったりする
- 朝からむくみみられる
- 手・足の指先が常に冷たい
- スネ部分を指で数十秒押した後、指の跡が消えにくい
- 汗をあまりかかない
- 肩こりがひどい
- お風呂はシャワーで済ませる
- 熟睡できないことが多い
- 立ちっぱなしや座りっぱなしでいることが多い
- 運動する機会が少ない
- 仕事でストレスがたまりがちである
- 塩辛い味付けや濃い味付けを好む
- 野菜や果物をあまり食べない
- お酒をよく飲む
- 水分を摂りすぎる
むくみの解消に食生活を見つめなおそう
慢性化したむくみはすぐに解消できるものではありません。
マッサージなどで一時的によくなっても生活習慣が変わらなければすぐに元通りになります。
塩分を摂りすぎるということはナトリウムを多量に摂取することとります。
ナトリウムはカラダの中に水分を溜め込む作用があります。
塩分を摂りすぎるとのどが渇いて水分を欲しがるのはこのためです。
なので、塩分を控えましょう。
ナトリウムは自然と1~2日で老廃物として排出されますが、より効率よくナトリウムを排泄するにはカリウムを摂取すると良いでしょう。
カリウムにはナトリウムと水分を排泄する利尿作用があります。
カリウムを多く含む食品は果物、野菜類で主にリンゴ、スイカ、バナナ、きゅうり、イモ類、海藻類などです。
また、水分の補給は基本的には冷水はNGです。
冷水はカラダの中から冷やしてしまい、血液の流れが悪くなり、胃や腸の働きを弱めてしまいます。
出来れば、常温以上で温かいものを飲みましょう。
温かいものを飲むことによって胃や腸の血液の流れが良くなって、働きが良くなり、消化を助けることにつながります。
むくみのセルフケア
以上のように食事に気を付けつつ、自分でもマッサージや運動もしましょう。
マッサージはリンパを流すように足の先から心臓に向かって行うのが良いでしょう。
その際には滑りを良くするためにマッサージクリームなどを活用するとスムーズです。
膝の裏や股関節の前の部分はリンパの流れが滞りやすいので念入りに行いましょう。
運動は主にウオーキングが良いでしょう。
ふくらはぎのポンプ作用が十分に働くように、ストレッチでアキレス腱を伸ばすのも有効です。
また、寝るときや横になるときは足を心臓よりも高くして休むのも良いでしょう。
そして、冷えを予防してリンパの流れが滞らないようにしましょう。
食事と合わせて、セルフケアを行うことで効果が上がるでしょう。
むくみのない、モデルさんのようなスラっとした脚でいられると良いですね。
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