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日焼けは軽度のやけど、シミや皮膚トラブルの原因になります。
夏の時期になると海や外を出るだけでも日焼けをしますよね。
夏の時期だけでなく、梅雨の時期は太陽の光線、特に紫外線が最も多い時期です。
真夏の紫外線対策はしっかりできても、案外梅雨の時期は曇っているからとか、
雨が降っているからとか、紫外線対策の気持ちが緩みがちになります。
例えば、6月は最も昼間の時間が長い時期です。紫外線を最も長く浴びる季節でもあるのです。
そうした油断で長時間紫外線を浴びてしまい、思わぬ日焼けを起こすことが多々あります。
目次
日焼けをした状態
日焼けした直後の症状は皮膚が赤くなる、ヒリヒリ痛む、水ぶくれになるなどがあります。
これは、第1度 ~ 第2度の熱傷(やけど)になり、
熱傷 第1度の場合
表皮のみの障害にとどまり、数日で治癒。
たいしたことのない日焼けでも、日焼けを繰り返すと炎症も繰り返すことになって、
シミの原因や皮膚のトラブルが起こりやすくなる。
熱傷 第2度の場合
水ぶくれや表皮の下の真皮にも障害が及び、皮膚の再生が遅れてしまうことがある。
紫外線を浴びることによる表皮、真皮の炎症。
のような状態になります。
日焼けの予防ができれば、問題はないのでしょうが、
日焼けをしてしまった場合、ダメージをどのように最小限にとどめるといいのかが重要
となります。
日焼けしたら冷やす、保湿する、水分をしっかり補給する
日焼け直後に最も行うべき処置は何といっても、日焼けした部分を冷やすことです。
日焼けした部分は炎症を起こしているため、熱を持っています。
冷やすことで熱が出にくくなり、炎症を最小限に抑えることができます。
具体的には以下の流れになります。
日焼け部分を冷やす。
まず最初に冷やすことが必要です。例えば、
- 氷水でしぼった濡れタオルを当てる
- 氷水を入れた氷嚢(ビニール袋でもよい)を当てる。
- 保冷剤をハンカチなどで包んで当てる。
のような方法で行ってください。
また、冷シップなどは皮膚に刺激があり、また皮膚に密着してかぶれたりすることもあるので、
皮膚の弱い方は気を付けてください。
1日数回、冷やすのが良いでしょう。
また、冷やす期間は2、3日程度、触って熱がある期間はなるべく冷やすようにしましょう。
日焼け部分の保湿
続いて、日焼けした部分の保湿を行います。
日焼けでは紫外線と太陽光の熱で水分が失われています。
また、炎症によっても熱が生じ、水分やミネラルの均衡が失われています。
- 刺激の少ない化粧水などをコットンにしみこませ、皮膚に貼る
- 保湿クリーム、乳液などを優しく塗る
などの方法で保湿するのが良いでしょう。
体全身のケア
その他に日焼けした部分の問題だけでなく、全身的にもケアをする必要があります。
その一つとして、水分やミネラルの補給です。
日焼けした部分の水分が失われることは全身の水分の一部が失われることと同じで、失われた分の水分、
ミネラル分はしっかり補給する必要があります。
できれば、常温のものより身体の中からも冷やす事を考え、冷たいもののほうが良いでしょう。
(お腹の具合が気になる方は常温でもかまいません)
日焼け直後は日焼け部分の処置と全身管理が必要となります。
日焼け後のシミ予防にはビタミン類をとりましょう
日焼け直後の処置は上記の通りですが、実は日焼けの数年後にシミなどになってしまう危険があります。
できれば、シミなどをならないようにケアをしたいものですね。
自分でできる管理には食事に気を付けることです。
重要な栄養素は
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンA
になります。
ビタミンCはシミの原因となるメラニンの生成を抑える効果
ビタミンEやビタミンAはアンチエイジング、老化防止の効果 があります。
いずれも緑黄色野菜や果物に多く含まれています。
十分に野菜類をとれないかたは、サプリメントを活用するのも有効といえます。
日焼け予防やシミ予防、早めの受診で皮膚トラブルを避けましょう
日焼けの処置は日焼けの直後だけに終わらず、シミ予防のための処置も長い目で行っていく必要があります。
日焼けを放置したり、日焼けを繰り返したりすることによって皮膚のトラブルの原因になりかねないのです。
紫外線の多い、季節は特に日焼けの予防をして、日焼けをしてしまった場合には、日焼け直後の処置を行ってください。
日焼けによる痛みや炎症を最小限に抑え、後に現れる可能性のあるシミをビタミン摂取などで長期的に
管理できると皮膚トラブルも最小限に抑えられるでしょう。
また、日焼けの直後のケアで痛みや熱がなかなか治まらない場合は早めに皮膚科などを受診してください。
単なる日焼けのみならず、他の病気やトラブルが隠れていることもあり、手遅れにならないように気を付けましょう。
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